概要
トラックボール(Kensington大玉)の表面処理のための潤滑剤の比較結果です。
テスト方法
ボールに潤滑剤を塗布する前に乾いた布で表面をよく拭く。
ビニール袋にボールを入れ潤滑剤まんべんなく塗る。
その後1時間放置し、表面を布で軽く拭う。
その後2時間放置し使用開始。
重ね塗りの場合は翌日に同様の手順を再度行う。
比較結果
ボナンザのみ
一週間ほどで滑りが悪くなる。
スーパークレポリメイトのみ
10日ほどで滑りが悪くなる。 塗った当日の滑りはボナンザより少しよく滑る。
ボナンザの上にスーパークレポリメイトを重ね塗り
二週間ほどで滑りが悪くなる。
結論
スーパークレポリメイトはボナンザ同様にトラックボールの潤滑剤として優秀。滑りやすさという点ではボナンザよりも少しすぐれている。
ただし粘度が低くさらさらなので厚塗りには適さないため、重ね塗りをするなら一回目はボナンザを使用した方が塗りやすい。
スーパークレポリメイトの溶剤が比較的強力なため印刷や糊付け部分を溶かしてしまうことがある。作業環境に注意した方が良い。