EPSONの顔料インクジェットプリンターでのインク詰まり対策

概要

エプソンの顔料インクを採用したプリンタ-にて、インクが詰まってノズルチェックパターンを印刷してもかすれて印刷される場合の対処方法です。
また、ヘッドにホコリが付着している場合にホコリを除去する手法としても使えます。

適用ケース

プリントヘッド外部でインクが固着している場合。または廃インク吸収機能のパイプが詰まっている場合に有効です。

古めの機種の場合はSSC(プリンタヘッドを操作ソフト)を使って作業効率を改善します。SSCを使わない場合には、プリンタのヘッドを移動させるためにインク容量の少ないインクカートリッジを使います。

用意するもの

・マジックリン 換気扇・レンジ用(青緑色で成分表記にアルカリ性と書かれている物)
・油差し(一般的なボトル+細長い注ぎ口がついたもの)
・綿棒、ティッシュキムワイプなど掃除用具。ティッシュペーパーでは繊維が毛羽立ってかえって状況が悪化する可能性があります。
SSC Service Utility
(エプソンのプリンタをいじくるソフトウェア)
・時間

手順

・プリンタの電源を入れてパソコンと接続します。

・SSC Service Utilityをインストールして起動します。設定画面が表示されるので、Configurationタブ内の「Installed Printer」と「Printer model」を設定します。
Printer modelは日本で売られているモデルがなかったりしますが、似たモデルを探します。
PX-Vxxx シリーズなら Stylus C8x (C87系が多い?)
PX-Gxxx シリーズなら Stylus Photo Rxxx
PX-Gxxxx シリーズなら Stylus Photo Rxxxx

設定が完了したら右上の×ボタンをクリックしてウインドウを閉じます。
タスクバー右端にSSCのアイコンが表示されるので右クリックします。
メニューより「Cartridge Exchange」内の「Move head to exchange position」を選択します。
するとプリンタのヘッドが左へ移動します。
(移動しない場合はもう一度SSCの設定画面を表示して「Printer model」を設定しなおします。)
移動量が足りない場合は手で軽く押します。

キムワイプなどでプリンタのヘッドキャップ(写真中央の微妙に皿状に凹んだ部分)及びその周囲の部品を掃除します。
油差しにマジックリンを入れてヘッドキャップに多少こぼれてもよいので注ぎます。

作業が終わったらSSCのメニューより、「Move head back safely」を選択してヘッドを元の位置に戻します。
ヘッドに付着しているホコリを除去したい場合には、その後にプリンタのインク交換ボタンを長押しするなどしてヘッドクリーニングを行います。

プリンタ本体の電源ボタンを押してプリンタの電源をOFFにします。
インク詰まりの場合は数時間から半日放置して、ヘッドキャップからインク吸収体までの経路のインクが溶けるのを待ちます。

SSCを起動して右クリックメニューを表示し、Head Cleaning内の「Black Head cleaning」(黒インクのみ)または「Color Head cleaning」(カラーインクのみ)を選択してヘッドクリーニングをします。

多少改善しているようなら同じ手順を繰り返します。

どうしてもダメな時

上記の手順を行ってもどうしてもダメな時は一晩放置します。ヘッド外側のインク固着が解消されるケースが有ります。

インクが出るようになった後

インクが出るようになったら、再度ヘッドを移動してヘッドキャップ周辺の余計な液体を拭き取ります。
ヘッドキャップ以外にも、ヘッドキャップの左にあるゴミ取り用のゴムの板と、右端にあるスポンジも綿棒などで掃除します。
(そうしないと印刷時に用紙の縁がインクで汚れることがあります)

備考

余程のことがない限りプリンタヘッドを直接拭うのはやめましょう。余計状況が悪化します。

このエントリーをはてなブックマークに追加
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

「EPSONの顔料インクジェットプリンターでのインク詰まり対策」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 匿名

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA