この方法は一般的なチャンネルミキサーを使う方法と内部的な動作はほぼ同じですが、明度の調整が不要なため使い勝手が良いです。
手順
RGBモードの写真画像に対して、以下の表のように2枚の調整レイヤーをかぶせます。
レイヤー | 描画モード | 設定値 |
色相・彩度 調整レイヤー1 | 通常 | 彩度を-100 |
色相・彩度 調整レイヤー2 | カラー | 色相に任意の値 |
元画像 |
調整レイヤー2の色相を変化させることにより、いつでもRGB各チャンネルのバランスを調整できます。
原理
調整レイヤー1を非表示にした状態でRGBのヒストグラムを表示し、調整レイヤー2の色相を変化させるとよく分かりますが、調整レイヤー2はRGB各チャネルの強さ(明るさ)を別々に変化させます。
その際、レイヤーの描画モードが「カラー」のため、明度は維持されます。
その結果を調整レイヤー2で彩度を0にしてグレー階調にします。
もともとAdobeのサイトに載っていた内容ですが、Adobeのサイトはサイト更新時にリンク切れになりやすいのでメモしておきます。