概要
Windows版Kaspersky 2012にて、Windowsが起動した数分後にavp.exeが原因でフリーズする場合の対処方法の一つを解説します。
なお、フリーズの原因となるアプリケーションはイベントログで確認してください。
対処方法
Windowsが起動したらkasperskyタスクトレイアイコンを右クリックしてkasperskyを一時停止します。
そのまま数分待ってフリーズしないことを確認します。(フリーズする場合は別の原因があります)
kasperskyの管理画面より定義データベースのロールバックを実行します。
kasperskyの管理画面よりアップデートを実行します。
以上で処理は終了です。
接続されているHDD等のチェックディスクを「ファイル システムエラーを自動的に修復する」にチェックを入れて予約します。再起動してチェックディスクを実行します。
必要であればイベントログでWininitを検索し、「 Cleaning up 数値 unused index entries from index 」 の値を確認します。
更新されるパターンファイルの自体が原因であることもあるので、1日待つ必要があることもあります。
それでもダメなとき
それでもダメな時はKasperskyを再インストールします。
パターンファイルが破損していてウェブアンチウイルス等の動作がおかしい時にもこの方法が有効です。
1.kasperskyの設定の管理画面より、現在の設定をエクスポートしてファイルに保存します。
2.カスペルスキー製品のアンインストールツールより、kavremover.exeをダウンロードします。
3.最新のkasperskyインストールプログラムを公式サイトからダウンロードします。なお、試用版とアップグレード版も同じプログラムのようです。
4.現在使用しているライセンスのアクティベーションキーをメモしておきます。
5.kavremover.exeを起動し、難易度の高いCAPTCHAコードを入力してからremoveボタンをクリックします。
6.kasperskyの削除が完了したら再起動します。
7.ダウンロードしておいたkasperskyインストールプログラムを実行し、kasperskyを新規インストールします。
8.kasperskyの管理画面よりパターンファイルを更新します。
9.kasperskyの設定の管理画面にて、保存しておいた設定をインポートします。
10.Windowsを再起動してkaspersky本体が更新されるようにします。
以上で手順は終了です。
その他の原因
根本的な原因がハードウェアであることもあるので、HDD及び電源の出力が正常かどうかも確認します。
ディスクのアクセスに問題があると真っ先にファイルを読み込むavp.exeがエラーになりやすいです。